カベクールSi
無機質系部材・金属・木部など幅広い下地へ塗装可能な外壁用上塗材です。
反射率の優れた着色顔料を使用することで遮熱効果を発揮します。
通常の上塗材を変更するだけで住む人にも地球にも優しい建物に生まれ変わります。
特長
| 1) |
1液反応硬化形アクリルシリコン樹脂系の耐候性に優れた外壁用水性遮熱塗料です。 |
| 2) |
高反射性顔料とセラミックバルーンの相乗効果により、太陽光の近赤外波長域を反射しますので、抜群の遮熱効果を発揮します。 |
| 3) |
建物内部の温度上昇を緩和できますので、冷房効果をUPします。(建物の構造によって効果は異なります) |
| 4) |
反応硬化形の塗膜は密着性・耐久性に優れ、緻密な塗膜が汚れの付着を防ぎます。(低汚染タイプ) |
| 5) |
防かび防藻タイプです。 |
| 6) |
外壁向けの高中明度色(淡中彩)を標準色として設定しています。 |
概要
| 系統 |
外壁用 水性1液反応硬化形アクリルシリコン樹脂系 遮熱塗料 |
| 主用途 |
建築物外壁 |
| 適用下地 |
コンクリート、モルタル、PCパネル、鉄骨、鋼板、アルミニウム板、ステンレス板など |
| 荷姿 |
16kg ※小缶設定なし |
| 色 |
標準色各色 ※指定色(調色)不可 |
| つや |
つやあり ※つや調整不可 |
| 塗装器具 |
刷毛、ウールローラー、エアレススプレー |
| 希釈剤(希釈率) |
清水(5~15%) |
| 標準塗装面積 |
標準塗布量 (kg/m2/2回) |
標準塗装面積 (m2/缶) |
| 0.3~0.4 |
40~53 |
| ※ |
塗付量は標準状態の場合ですので、下地条件によって、大きく変動する場合があります。 公共建築工事標準仕様など、指定仕様がある場合は該当仕様に応じた塗付量(所要量)にて塗面積を換算してください。 |
|
| 塗装間隔 (23℃) |
工程内4時間以上、最終養生24時間以上 |
| 適合下塗材 |
| ・ |
セメント系素地 |
| |
EMクールシーラー、クールシーラーワイド、クールシーラーS
| ※ |
塗替の場合はリメークプラ、リメークシーラーEPO可 |
|
| ・ |
金属系素地 |
| |
EMエポクール、エポクールワイド、ワイドラスノンCOOLなど
| ※ |
EMエポクール(水系)の場合は事前に下地との付着性を確認してください。 |
|
|
| 適合主材 |
<防音、断熱仕様の場合>シャオンクール <断熱仕様の場合>断熱クールバインダー |
| ※ |
詳細な情報・注意事項等については、カタログ・容器の表示・安全データシート(SDS)をご参照ください。 |
標準塗装仕様【外壁】
セメント系素地 (コンクリート、モルタル、PCパネル、ALCパネル、窯業系サイディングボードなど)
| 工 程 |
塗 料 |
調 合 (重量比) |
標準塗付量 (kg/m2/回) |
塗回数 |
塗装間隔 (23℃) |
塗装方法 |
| 素地調整 |
| ・ |
素地は十分に乾燥させる。(含水率10%以下、pH10以下) |
| ・ |
素地のレイタンス、エフロレッセンス、汚れは除去し、巣穴、不陸、目違いなどは 予めラフトンフィラーなどの仕上塗材用下地調整塗材にて補修する。 |
|
| 下塗り |
EMクールシーラー 清 水 |
100 5~20 |
0.10~0.12 |
1 |
3時間以上 |
はけ塗り ウールローラー塗り エアレス塗り |
| 上塗り |
カベクールSi 清 水 |
100 5~15 |
0.15~0.20 |
2 |
| ・ |
工程内 |
|
4時間以上 |
| ・ |
最終養生 |
|
24時間以上 |
|
はけ塗り ウールローラー塗り エアレス塗り |
| ※ |
下塗りには、クールシーラーS、クールシーラーワイドも使用できます。 |
| ※ |
塗替えの場合、リメークプラ、リメークシーラーEPOを用いる仕様も可能です。 |
| ※ |
中塗りにシャオンクール、断熱クールバインダーを使用すると更に高い遮熱効果、防音効果が得られます。 |
金属系素地 (鉄、亜鉛鉄板、アルミニウム、ステンレスなど)
| 工 程 |
塗 料 |
調 合 (重量比) |
標準塗付量 (kg/m2/回) |
塗回数 |
塗装間隔 (23℃) |
塗装方法 |
| 素地調整 |
| ・ |
鋼板の発錆部は、サンダー、ワイヤーブラシ、ペーパーなどを用いて入念に除去する。 |
| ・ |
はがれ、チョーキングなどの劣化塗膜は、皮すき、サンダー、ブラシで入念に除去する。 |
| ・ |
油脂類は、シンナーで拭き取る。 |
| ・ |
素地表面の汚染付着物は、高圧洗浄機による水洗いで洗浄する。 |
| ・ |
素地は十分乾燥させる。 |
|
| 下塗り |
エポクールワイド |
100 |
0.12~0.16 |
1 |
16時間以上 |
はけ塗り ウールローラー塗り エアレス塗り |
| 上塗り |
カベクールSi 清 水 |
100 5~15 |
0.15~0.20 |
2 |
| ・ |
工程内 |
|
4時間以上 |
| ・ |
最終養生 |
|
24時間以上 |
|
はけ塗り ウールローラー塗り エアレス塗り |
| ※ |
下塗りには、ワイドラスノンCOOL、EMエポクールも使用できます。 |
| ※ |
中塗りにシャオンクール、を使用すると更に高い遮熱効果、防音効果が得られます。 |
| ※ |
塩化ビニル被覆鋼板の場合は、下塗りにリフノンを2回塗りして下さい。 |
| ※ |
EMエポクールで塗り替える場合、事前に付着性を確認して下さい。 (活膜は目粗しを行い、カラートタンは研磨紙P240で研磨後溶剤拭きして下さい。) |
| |
|
| 注) |
建物の構造、塗装部位(雨のかかりが少ない面、汚れが多量に集まる面など)によっては、低汚染効果が発揮されないことがありますのでご了承下さい。 |
色見本(スキャナーで取り込んでおりますので、目安としてご覧下さい。)
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