特長
ニュートップレスクリーンタイルは、特殊処方による水性反応硬化樹脂系エマルションを結合材とし、主材と上塗材を一体化させた、多機能型単層弾性塗材です。
上塗りが不要のため、塗装工程が短縮され、しかも緻密で、強靭な塗膜は、低汚染性、防水性、透湿性、防かび、防藻性など多くの機能を合わせ持っています。
仕上げには吹放し仕上げ、凸部処理仕上げ、小粒仕上げの3種類があります。
-
1)
- 低汚染性
表面は緻密な塗膜構造を持ち、優れた低汚染性を発揮します。
-
2)
- 防かび・防藻性
特殊設計により、長期に亘ってかびや藻などの微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持することができます。
-
3)
- ひび割れ追従性
塗膜は弾性を有し、下地の微細なひび割れに追従し、雨水の浸入を防ぎます。
-
4)
- 工期短縮
主材着色の単層仕上げのため、上塗り工程を省略でき、乾燥も早く工期の短縮に役立ちます。
-
5)
- 優れた透湿性
透湿性に優れた塗膜は、弾性塗膜にありがちな膨れの防止につながると共に、内部結露の防止に役立ちます。
一般名称
多機能型単層弾性塗材
適合規格
JIS A 6909 防水形外装薄塗材E
-
※
- 艶有りが対象
ホルムアルデヒド放散等級
F✩✩✩✩
用途
-
〇
- 住宅・マンションなどの内外装
-
〇
- 店舗・事務所・工場・倉庫などの内外装
-
〇
- 学校などの公共施設の内外装
適用下地
コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、スレート板、各種旧塗膜(活膜)など
標準塗坪
仕上げ |
標準塗坪 |
吹放し・凸部処理仕上げ |
7~12m2/缶 |
小粒仕上げ |
9~16m2/缶 |
-
※
- 標準塗坪は、一般的なものであり、下地の状態や環境などによる所要量の増減に応じて変わることがあります。
艶の状況
艶有り
希釈
清水
色目
各色
塗装方法
吹付
下塗材
標準施工仕様
-
〇
- 新築
-
〇
- 改修工(多機能型単層弾性塗装システム)
-
※1
- 改装時の下塗材の所要量は0.10~0.30kg/m2となります。
-
※2
- 下塗りには必ず指定の材料をご使用ください。
ツーキシーラーWを使用することにより、より一層の透湿性が期待できます。
また、下塗りにはこの他、水性ミラクシーラーエコホワイトもご使用いただけます。
-
※3
- 下地の種類によっては、下塗材の選定が必要になります。
特に押出成形セメント 板、GRC板、PC部材などには、下塗材としてエスケーハイブリッドシーラーEPO、またはミラクシーラーEPOをご使用ください。
なお、軽量PC部材への施工は避けてください。
-
※4
- 水性ミラクシーラーエコは、他の水性塗料が混ざるとゲル化することがあります。
他の材料との混合や、刷毛、ローラー、エアレスなどの塗装器具の共用は避けると共に、同じ洗い水での塗装器具の洗浄は行わないでください。
-
※5
- マスチックローラー細目はメーカーにより目の大きさが異なる場合があります。
SPローラー以外のマスチックローラー細目を使用する際はご注意ください。
-
※6
- 下地の状態によりシーラーや目荒しが必要な場合があります。
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※7
- 小粒仕上げの場合、主材塗り(模様塗り)の所要量は0.3~0.5kg/m2(タイルガンの口径は4~6.5mm)となります。
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※8
- 灯油など、他の材料の使用は絶対に避けてください。
-
※9
- ニュートップレスクリーンタイルの材料調合では、できるだけ泡をかまないように撹拌してください。
-
※10
- 主材施工後、塗膜が完全硬化するまでの時間内に降雨があった場合、面台や天端などの埃が溜まりやすい箇所から汚染が生じることがあります。
塗装後、降雨が予想される場合は、シート養生を行うなどして、降雨に当たらないように注意してください。
-
※11
- 施工部位により、低汚染性が十分に発揮されないケースがあります。
特に、傾斜壁の下端部、笠木などの水切りのない部位、窓廻りで水切りが不十分な場合、汚れが溜まりやすい目地の下部、雨がかからない部位などは、注意が必要です。
色見本 (スキャナーで取り込んでいますので、目安としてご覧下さい。)
危険情報と安全管理
塗料の取扱いについての一般的な注意事項の詳細については、SDS(安全データシート)を参照して下さい。
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