エポラマイルドプライマーS <14kgｾｯﾄ/28kgｾｯﾄ> （日本特殊塗料）

　特徴

 

 
太陽光、風雨等常にさらされる屋根は、経年劣化が著しく塗り替えを行うときの屋根は新築時に比べて 屋根材自体が痛んでいる事が多くあります。
こういった屋根材の表面を“脆弱層”と呼びます。（劣化した塗膜も同様）
脆弱化した屋根材に化粧をしても経時で脆弱層よりの浮き、ハガレが発生することがあります。
このような不具合を防止するためには脆弱層の撤去もしくは強化が必要になります。
屋根材には様々な形状と勾配があり、脆弱層の撤去には限界があります。
このような脆弱化した瓦表層を強化するのが“エポラマイルドプライマ−Ｓ”です。
弱溶剤のエポキシ樹脂からなる塗膜性能は、優れた含浸力によって脆弱層の強化ができ、さらに弱溶剤化によって水系塗膜・１液アクリル塗膜・２液溶剤型の塗膜が軒下等に残存していてもそれらを溶かさず付着します。  
 
  　概要

 

 

系統	弱溶剤2液形エポキシ樹脂
用途	・ 下地が見えている厚型スレート（セメント瓦） ・ 下地が見えている新生瓦等の強化（コロニアル・フルベストなど） ・ 下地が見えているスレ−ト屋根材の強化 ※ スラリー瓦（モニエル瓦、スカンジア瓦）、いぶし瓦、陶器瓦には施工できません。
荷姿	容量 A液 B液 14kgセット 7kg 7kg 28kgセット 14kg 14kg
仕上げ材	一般塗料 遮熱塗料 リリーフNADウレタンN リリーフNADシリコン リリーフNADフッ素 パラサーモN パラサーモシリコン パラサーモフッ素
施工方法	ローラー、刷毛、スプレー
塗り面積	容量 使用量 (kg/m2/回) 1回当たりの塗り面積 (m2/セット) 14kgセット 0.10〜0.15 93〜140 28kgセット 186〜280
施工間隔	2時間以上72時間以内（23℃）

※	詳細な情報・注意事項等については、カタログ・容器の表示・安全データシート（SDS）をご参照ください。

 
 
  　施工例仕様書

 

 

工程	材料の調合	施工方法	可使時間 (23℃)	使用量 (kg/m2)	施工間隔 (23℃)
素地調整	・ フクレ、ハガレ、浮きなどの劣化塗膜やサビ、苔類は、ケレン工具を用いて除去してください。 ・ 表面のゴミ、ホコリなどは、高圧水洗機やワイヤーブラシなどで完全に除去してください。 ・ 水洗い後は充分に素地を乾燥させてください。
下塗	エポラマイルドプライマーS ※ Ａ液、Ｂ液は良く振ってからご使用ください。	・ 刷毛 ・ ローラー ・ スプレー	6時間	0.10〜0.15	2時間以上 72時間以内
仕上げ材	リリーフＮＡＤウレタン・リリーフＮＡＤシリコン・リリーフＮＡＤフッ素・ パラサーモN・パラサーモシリコン・パラサーモフッ素などが 仕上げ材としてご使用頂けます。

※	エポラマイルドプライマ−Sが下地に吸い込まれた場合は、直ちに追加塗布してください。 吸い込みが少ない下地は目安として 0.10 �s/m2、 吸い込みが著しい下地で 0.5 �s/m2、必要な場合があります