特長
ニットクの【PRV工法(塩ビシートリフレッシュ工法)】
NT塩ビシートプライマーは、塩ビシートとの付着性に優れたプライマーです。 メーカーによる「PRV工法(塩ビシートリフレッシュ工法)」の施工に使用します。
「PRV工法(塩ビシートリフレッシュ工法)」では、塩ビシート防水の太陽光(紫外線)による劣化を防ぎ、屋上をお好みに応じた色相にコーディネートすることが可能です。
なお、塩ビシートリフレッシュ工法は塩ビシートの美観、保護を目的とした工法です。
著しい劣化により、防水機能が低下した塩ビシートに施工しましても、防水性は向上しませんので、ご注意ください。
概要
系統 |
1液型湿気硬化型1液ウレタン樹脂塗料 |
ホルムアルデヒド放散等級 |
F☆☆☆☆ |
用途 |
塩ビシート用プライマー(速乾タイプ) |
荷姿 |
12kg |
塗装器具 |
ローラー |
標準塗布量 |
0.1~0.12kg/m² |
施工間隔 |
施工間隔 |
気温 |
5~15℃ |
15~25℃ |
25~35℃ |
|
3~6時間 |
2~6時間 |
1~6時間 |
※施工間隔が短かすぎた場合、フクレ、剥離の原因となります。
※施工間隔が開きすぎた場合は必ず艶がなくなるまでサンディング、清掃を行った後に再度プライマーを塗布してください。 |
|
希釈 |
原液で使用 |
適応下地 |
塩ビシート |
使用上の注意 |
・ |
防滑性ビニル床シートや長尺シートの場合は、一度お問い合わせください。 |
・ |
塩ビシートのチョーキング層は高圧水洗などでできるだけ除去してください。 |
・ |
チョーキングが激しい場合、もしくは洗浄できない場合はウエスやマジックロンなどでできるだけチョーキング塗膜を除去してください。 |
・ |
プライマーはローラーでしごくように塗装してください。しごいて塗装することでチョーキングを溶解・復元し、プライマーに混合させます。 |
・ |
プライマーは正しい使用量を守り、厚く塗りすぎないようにしてください。塗料のたまりができますと剥離の原因になります。 |
・ |
プライマーの施工間隔が開きすぎたり、降雨に曝された場合は必ず艶がなくなるまでサンディング、清掃を行った後再度NT塩ビシートプライマーを塗布してく ださい。 |
・ |
NT塩ビシートプライマーを塗装する場合で、外気温度30℃以上の猛暑日は、プライマー施工後1時間以内にトップコートを塗布してください。施工間隔があいた場合、剥離の原因となります。また、トップコートは必ず3時間以内に塗布してください。 |
|
※ |
詳細な情報・注意事項等については、カタログ・容器の表示・安全データシート(SDS)をご参照ください。 |
仕様
PRV工法(塩ビシートリフレッシュ工法)の注意事項
素地調整について |
・ |
極端な塩ビシートのチョーキングはブラシなどで撤去してください。 |
・ |
塩ビシートの表面に細かい傷がつくようにマジックロンなどで目あらしを行い、シンナー拭きを行ってください。 |
|
塗料と塗装について |
・ |
プライマーを塗装するとき、ローラーを強く押して同じ場所を2~4回塗布してください。 |
・ |
トップコートは2液反応硬化型塗料です。塗料の調合比は重量比ですので、混合割合を間違えないようにしてください(使用前によく攪拌してから使用ください)。 また、調合した塗料は可使時間内に使用してください。 |
・ |
トップコートの希釈には必ず専用のシンナーをご使用ください。シンナーの種類によっては、粘度低下が著しい場合や艶がでない場合がありますのでご注意ください。また、過剰なシンナ-希釈は艶の低下や外観不良の原因になります。 |
・ |
塗料の希釈割合は塗料温度や施工条件、塗装方法によって異なります。事前に試し塗りを行ってください。 |
・ |
気温5℃以下、40℃以上、湿度85%以上の場合、また、降雨や降雪、降霜が予測される場合は塗装を避けてください。 |
・ |
高圧水洗後はよく乾燥させてから塗装してください。 |
・ |
塩ビシートリフレッシュ工法は塩ビシートの美観、保護を目的とした工法です。著しい劣化により、防水機能が低下した塩ビシートに施工しましても、防水性は向上しませんので、ご注意ください。 |
|
関連商品
プルーフロンシリーズ 総合カタログ(日本特殊塗料)
プルーフロン NT 塩ビ シート 塩ビシート プライマー