特長
サビの上にも塗れる!
「錆びる」現象の本質をついた新世代下塗「ルビゴール」。
従来の錆転換処理剤や錆固定剤のように、素材に対して不動態化を求めるのではなく、腐食電流を抑制することで、錆の促進を制御するという常識を覆す画期的な錆止め塗料です。
(鉄骨、配管、タンク等のプラント構造物向け下塗塗料です。)
ルビゴールは『腐食電流抑制型』という小難しそうな理論の下にできあがった『サビ面用塗料』ですが、サビようとする際の腐食電流を抑えることで長期間の防食性を発現する塗料です。
塗装具などは、「水性テクトセーフティ洗浄剤」での洗浄がメーカーにより推奨されています。
系統
2液形水性エポキシ樹脂塗料(腐食電流抑制型特殊水性エポキシ樹脂塗料)
用途
鉄骨、配管、タンク等のプラント構造物の一般外面への塗替え塗装
※亜鉛めっき部、ステンレスやアルミ素材などの非鉄金属面には適用できません
色
グレー(N7.0近似 青味)
セット内容・容量
16kgセット(主剤:14.5kg / 硬化剤:1.5kg)
4kgセット(主剤:3.63kg / 硬化剤:0.37kg)
塗装面積
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※先行塗り+下塗りを行った場合
- 16kgs:約39m²
4kgs:約9.7m²
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※
- 一般的な条件での参考数値です。
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- 被塗物の形状や塗装条件、および膜厚管理基準などによって増減することがあります。
適用上塗り
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- ユニテクト20セーフティ
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- ユニテクト30SF
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- 中塗り:セラテクトマイルド中塗(E)
上塗り:セラテクトUマイルド上塗(または セラテクトFマイルド上塗)
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- セラテクトUマイルドシルバー
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- セラテクトFマイルドシルバーグレー
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- セラテクトUマイルドHB
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- セラテクトFマイルド(A)HB
等
その他
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※
- 詳細な情報・注意事項等については、カタログ・容器の表示・安全データシート(SDS)をご参照ください。
仕様に関する注意事項
【共通】
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- 各層ともにウェットゲージを用いて膜厚管理をおこなってください。
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- 塗装間隔については、施工時の環境条件(気温)に応じて設定してください。
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- 作業は、気温5℃以下、湿度85%以上の環境では塗装できません。
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- 各塗料とも調合については主剤、硬化剤は検量して調合し、十分に攪拌したのちご使用ください。
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- 過希釈は塗料のダレや膜厚不足の原因となりますので、既定の希釈率で調合してください。
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- ルビゴールは水性塗料です。獣毛刷毛を使用すると刷毛が固まったり、ダマになりやすいので、化繊刷毛をご使用ください。
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- 詳しくはそれぞれの製品説明書をご参照ください。
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- 必ず取扱い説明書(別紙)をご確認いただき、詳細に従って施工してください。
【素地調整】
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- 素地調整は、カップワイヤー、ディスクサンダー、ハンマー、皮すき、マジクロン、金ブラシ等を用い、層状さびは完全に除去し、粉状さびはさび厚が100μm程度となるように充分に取り除いてください。
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- 付着塩分濃度は50(mg/m²)以下になるように塩分を除去してください。
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- 油分や汚れの多い場合は「水性テクトセーフティ洗浄剤」による洗浄を推奨する(次工程はウェットオンウェットにて直ちに塗装可能)。
【先行塗り】
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- 獣毛刷毛を使用すると刷毛が固まったり、ダマになりやすいので、化繊刷毛をご使用ください。
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- さび面には先行塗り(さび面のタッチアップ)が必要です。先行塗りは、ルビゴールを上水で10~15%程度希釈した塗料で行います。さび層内塗料を浸透させ充填させるとともに、さび層内に滞留している気泡を除去させてください。
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- 先行塗りと下塗の最短塗装間隔は、約1時間程度(20℃)で可能です。
【下塗:ルビゴール】
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- 下塗塗装後、3時間以内に降雨の影響を受ける可能性がある場合は塗装を避けてください。
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- 下塗にはフラッシュラスト(鉄面へ塗装した水系塗料にて塗膜の乾燥過程でしばしば発生する点錆現象)が生じても、塗膜性能に影響を及ぼしません。
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- 詳細は取扱い説明書(別紙)を必ずご確認ください。
【下塗:ルビゴールG】
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- 隅角部や狭隘部等塗膜厚が確保しにくい部分は先行塗り等を行い、塗膜厚を十分に確保してください。
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- 塗装後に降雨等の影響を受けると、塗膜表層が白化することがあります。白化が生じた場合は表層をサンドペーパー等で軽く面粗しを行うか、ウエス等による溶剤拭きを行ってください。
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