説明
特長
防水材を塗布する前の下地調整は、防水材の仕上がりの良さに関係するほか、防水機能にも関わってくる重要な工程です。
アトレーヌ 防水用下地調整材はアスファルト・シート防水除去後の糊跡との接着不良を解消。
モルタル・コンクリートの肌荒れを修整し、仕上がりを向上させるための下地調整材です。
モルタル・コンクリートの肌荒れを修整し、仕上がりを向上させるための下地調整材です。
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- 下地の肌荒れ修整、アトレーヌ 防水材シリーズ(U-#60スーパーN、イージーワンエコ、水性防水材)の仕上げ向上に最適です。
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- 既存防水材撤去後の雨養生を兼ねた一時的な防水効果があります。(塗布量 1.0~2.0kg/m2の場合)
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- 10kgセット・60kgセットの2種類をラインナップ。小さな面積から大きな面積に対応できます。
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- シート防水等の糊跡との接着不良の解消にも使用できます。
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- 塗膜の乾燥・硬化が早いので作業日数を短縮。塗布後3時間程度(23℃)で軽歩行可能。
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- アトレーヌ 防水材シリーズをプライマーなしで直接塗布できます。
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- 塗布翌日施工可能:アトレーヌ 水性防水材
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- 塗布3日後施工可能:アトレーヌ U-#60スーパーN、アトレーヌ イージーワンエコ
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用途
防水シートの接着剤との縁きり、コンクリート部の肌荒れ調整
荷姿・塗り面積
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10kgセット
- 樹脂:3kgポリ容器
骨材:7kg袋×1/箱
塗り面積:5~26m2 -
60kgセット
- 樹脂:18kg石油缶
骨材:7kg袋×2/箱×3
塗り面積:30~160m2
塗り面積は標準施工仕様での計算値です。下地の種類、状況および気象条件等によって塗り面積は変わることがあります。
使用方法
1.標準施工仕様例(60kgセットの場合)
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※1
- 水の配合量は気温、下地の状況等によって異なります。施工要領を参考に調整してください。
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※2
- 一時的な防水として使用する場合は、1.0kg/m2~2.0kg/m2塗布してください。
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※3
- 使用する防水材によって塗布間隔が異なります。アトレーヌ水性防水材は16時間以上、ウレタン防水材は3日間以上あけてから塗布してください。(23℃の場合)
2.施工要領
下地調整
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1.
- 下塗り
アトレーヌ防水用下地調整材 樹脂を清水で200%希釈し、塗布します。
※下地が旧塗膜等で吸い込みがない場合は、下塗りの工程は必要ありません。 -
2.
- 下地調整材施工
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(1)
- 調合
樹脂・骨材・清水を配合通り秤量し、電動撹拌機を用いて混合してください。なお、水の配合量は気温・下地の状況等により下記を目安に調整してください。また、金鏝を使用される場合は、下表よりも減らして調整してください。
10kgセットの場合-
混合比
- 樹脂 1缶(3kg)/骨材1袋(7kg)/水0.8~1.25kg
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水配合量
- 5℃:0.8kg
23℃:1.0kg
35℃:1.25kg
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混合比
- 樹脂 1缶(18kg)/骨材6袋(42kg)/水4.5~7.5kg
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水配合量
- 5℃:4.5kg
23℃:6.0kg
35℃:7.5kg
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(2)
- 塗布
混合した材料をハケ、ローラー、金鏝で平滑に仕上げてください。標準施工仕様以上に厚付けした場合、表面にクラックが入ることがあります。その場合は、乾燥後に水の配合量を減らし、粘度を上げてペースト状にした材料で刷り込むように塗布し、クラック部を補修してください。 -
(3)
- 乾燥
アトレーヌ水性防水材を塗布する場合は16時間以上、ウレタン塗膜防水材を塗布する場合は3日間以上あけてください。(23℃の場合)
アトレーヌ防水用下地調整材塗布後、プライマー処理せずに防水材の塗布が可能です。 なお、アトレーヌ防水用下地調整材を重ね塗りする場合は、3時間以上あけてください。(23℃、1.0kg/m2塗布の場合)
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注意事項
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- 上記の各数値は標準的な塗装を行う際のものです。下地の状態、気象条件、塗装方法などにより多少異なる場合があります。
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- ご使用前には製品容器の記載事項、製品カタログ、製品説明書、SDSなどで、詳細情報を必ずご確認ください。
本ページでは個々の注意事項は記載を省いてあります。
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