特長
既存の弾性下地にピタッ!と食いつく
NT水性塗り替え用プライマーUは、2液水性ウレタン樹脂系で臭気が少なく環境にやさしい塗り替えプライマーとして最適な塗料です。
1) |
幅広い既存塗膜への付着と上塗り適正 |
・ |
ウレタンゴム系塗膜防水材や弾性ウレタン塗り床材、防水用塩ビシートなどの既存下地に対して強固に付着します。 また、溶剤、水性など多くの種類の上塗りに適正があります。 |
2) |
柔軟性に優れる |
・ |
ウレタンゴム系塗膜防水材や弾性ウレタン樹脂系塗り床材のトップコートの動きに追従するよう、伸縮性がある塗膜を形成します。 |
3) |
環境対応・低臭 |
・ |
水性で臭気が少なく、厚生労働省による室内濃度指針値対象物質(13VOC)を含みません。 塗装する建物の住民の方にも塗装周辺の住民の方にも臭気による影響が少なく安心して使用できます。 ※NT水性塗り替え用プライマーUについてであり、使用する上塗りにより臭気が強くなる場合もあります。 |
4) |
黄変がほとんどない |
・ |
耐候性に優れるため、上塗りから透過した紫外線によるプライマーの劣化・剥離リスクが低減できます。 また、塗装時に万が一上塗り部分からはみ出ても変色が少なく美しい仕上がりを維持します。 |
概要
系統 |
2液型水性反応硬化ウレタン樹脂クリヤー下塗り塗料 |
ホルムアルデヒド放散等級 |
F☆☆☆☆ |
用途 |
1) |
ウレタンゴム系防水塗膜防水材(ウレタンウレア防水材含む)の改修、塗り替え用 |
2) |
弾性ウレタン樹脂系塗り床材の改修、塗り替え用 |
3) |
防水用塩ビシートの下塗り(トップコート塗装のみ) |
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荷姿 |
規格 |
A液 |
B液 |
11kgセット |
10kg 乳白色 |
1kg クリヤー |
乾燥すると塗膜はクリアになります。 |
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塗装器具 |
刷毛、ローラー |
使用上の注意 |
・ |
NT水性塗り替え用プライマーUのA液は有効成分が沈降することがあるため、使用前に均一に撹拌してください。 また、小分けして使用する際にも予め塗料缶の内容物を均一になるように撹拌してから小分けを行ない、秤を用いて計量して調合を行なってください。 |
・ |
A液とB液の混合は、混合比を守り、必ず電動撹拌機を使用して十分に混合してください。 A液とB液の混合比率が変わると性能が発揮できません。手撹拌では十分に混合できません。 |
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可使時間・上塗り塗装可能時間 |
可使時間 |
気温 |
5~15℃ |
15~25℃ |
25~35℃ |
可使時間 |
4時間 |
3時間 |
2時間 |
・ |
A液・B液混合後の可使時間の管理は、必ず時間で行なってください。 可使時間を過ぎても粘度などの性状は変化せず、目安になりませんのでご注意ください。 また、夏場、直射日光が当たると材料温度が上昇し可使時間が短くなります。 日航が当たらない涼しい場所で保管してください。 A液B液混合後は、早めにご使用ください。 |
・ |
可使時間を過ぎると付着性が著しく低下します。 可使時間が過ぎた塗料は絶対に使用しないでください。 |
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上塗り塗装可能時間 |
気温 |
5~15℃ |
15~25℃ |
25~35℃ |
上塗り可能時間 (施工間隔) |
5時間以上 24時間以内 |
4時間以上 24時間以内 |
3時間以上 24時間以内 |
・ |
上塗り塗装可能時間の前に塗装すると、ちぢれなどの外観不良につながります。 指触乾燥していても、上塗り塗装可能時間を厳守してください。 |
・ |
施工途中で降雨などの水分を受け、塗料が流れた場合はきれいに拭き取り、塗膜を除去して塗装し直してください。 |
・ |
塗膜養生中で降雨などの水分を受けた場合は、付着を確認後、再度塗装してください。 |
・ |
上塗り塗装可能時間を過ぎた場合は、再度、NT水性塗り替え用プライマーUを塗装してください。 |
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適応既存塗膜・ 適応下地と 適応上塗り製品 |
適応既存塗膜・適応下地 |
・ |
ウレタンゴム系塗膜防水材 |
・ |
防水用塩ビシート(トップコート塗装のみ) |
・ |
弾性ウレタン樹脂系塗り床材 |
※ |
ウレタンゴム系塗膜防水材や弾性ウレタン樹脂系塗り床材はトップコートが施工されている面に対しての施工となります。 |
※ |
トップコートが劣化してウレタンゴム系塗膜防水材が露出している場合は仕様が異なります。 |
※ |
コンクリートやモルタル、磁器タイルなどの無機系基材や金属への付着性は弱いため、それらへのプライマーとしては使用しないでください。 |
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適応上塗り材 |
防水材・ 塗り床材 |
・プルーフロンシリーズ各種防水材 ・NTスプレー各種 ・ユータックFエコ
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トップコート |
・プルーフロンGRトップ ・プルーフロンGRトップ遮熱 ・プルーフロンGRトップエコ ・プルーフロンEGトップシリコンマイルド ・プルーフロンエコ水性GRトップ ・プルーフロンエコ水性GRトップ遮熱 ・プルーフロンEGトップ4F ・プルーフロンEGトップ4F遮熱 ・ユータックFT ・水性ユータックFT |
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※ |
詳細な情報・注意事項等については、カタログ・容器の表示・安全データシート(SDS)をご参照ください。 |
仕様
工程 |
材料の調合(重量比) |
施工方法 |
可使時間 (23℃) |
使用量 (kg/m2/回) |
1缶当たりの 塗り面積 (m²/缶) |
施工間隔 (23℃) |
素地調整 |
・ |
既存ウレタンゴム系塗膜防水材トップコート、防水用塩ビシート、弾性ウレタン樹脂系塗り床材の表層のチョーキング粉は高圧水洗浄+モップ洗いやシンナー拭きなどにより完全に除去してください。 |
・ |
砂や塵埃 および 油脂などは除去し、付着していないことを確認してください。 |
・ |
既存塗膜やシートが下地に付着していることを確認し、フクレや剥離、亀裂、欠損、口あきがある場合は塗装前に適切な処置を施してください。 |
・ |
下地が乾燥していることを確認して次の工程に入ってください。 |
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下塗り |
NT水性塗り替え用プライマーU (A液:10kg、B液:1kg) |
刷毛、ローラー |
3時間 |
0.1 |
約110 |
4時間以上 24時間以内 |
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